メモリグラフ

写真と記憶の記録 sasaki

焼き鳥大好き 中目黒「串若丸」

こんばんはsakiです。焼き鳥で好きなのはねぎま、せせり、ソリレスです。

 

 

大学生の頃、一番仲が良い子がすっごい焼き鳥が好きな子でした。

なもんで放課後は都内の焼き鳥屋をめっちゃ巡るという

疲れ切ったおっさんみたいなキャンパスライフを過ごしていました。カフェとか行けばいいのに

そんな私たちが、

 

「今日どうする?

「新規開拓する元気もないしねー」

「じゃあ串若いくか」

「そうするか」

 

みたいなテンションになっていたいわば「行きつけ」。

都内の超有名店、絶品焼き鳥を出してくれる焼き鳥屋さんについて書きます。

 

 

 

串若丸@中目黒

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JR中目黒駅から歩いて3分。

コの字型のカウンターといくつかのテーブル席のみの小さな店内。

大衆居酒屋みたいな雰囲気の焼き鳥屋さん「串若丸」

 

 

中目黒では超有名店。いついっても満員です。

予約してもいいのですが、2時間制になるので

私は17時きっかりに飛び込むスタイルをとります。

開店とともに行けば今までそんな並んだことはないです。

 

 

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メニューは極めてシンプル。

「焼き鳥」に少しのおつまみと締めのお茶漬けなど。

 

お前ら焼き鳥食いに来たんだろ、他のアラカルトなんて食べてる暇ねぇはずだ

 

と言わんばかりの姿勢が硬派。やだすてき。抱いて。

 

 

 

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焼きはなんと1人で行っています。補助がおひとり。

目まぐるしく入るオーダーをひたすらいい感じに焼きまくるその姿はまさに職人技。

久しぶりに行ったけど、多分人変わってない気がした。

変わりゆくものがある中で、変わらないものがあるってこれもまた素敵だ。

 

 

 

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お通しはしらすおろし。

今回一緒に行った後輩ちゃんに

 

「sakiさん、いつもホテルの朝食のバイキングとかでしらすおろしあると、めっちゃ盛って食べてますよね」

 

と突っ込まれた。

確かに私がしらすおろし大好きなのは20代でめっちゃ通ってた串若丸に刷り込まれた感がある。

串若丸でしらすおろしを食べていると、

「これからめっちゃおいしい焼き鳥たべるんだぞー準備はいいかー」感があってよだれがでてくる。

まさにパブロフの犬、串若丸のsaki。

美味しいものの前にはしらすおろしなのだ。

 

 

 

ねぎ肉が絶品

 

さて串若丸に来たらまず食べていただきたいのは「ねぎ肉」

要するにねぎまなのですが、私ねぎまダイスキーなので

色々他店のねぎまも食べ比べました。

それでもねぎまはやっぱり串若丸。と胸を張って言いたい。

 

 

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普通の焼き鳥との比較ができなくて伝わりにくいのですが、

とりあえずでかい!めっちゃでかい!

レモンと比べて頂いたら、そのでかさが伝わるでしょうか。ほぼレモンです。

余分な脂はおそらくとってくれていて

口にした瞬間、鶏肉のうまみがこれでもかってほどじゅわっと広がります。

 

誰を連れて行っても、そのあと呟いてしまう言葉は同じです。

 

「ジューシー( ᐛ )!( ᐛ )!」

 

 

 

おいしくないものがない

 

アスパラの肉巻きとエリンギ

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肉巻きや野菜も充実してます。

肉厚なエリンギを食べる。

フレッシュなアスパラを食べる。

 

「ジューシー( ᐛ )!( ᐛ )!」

 

 

 

えのき肉巻き。

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もはやピントを合わせることを放棄したらしい。

エノキのコリコリ感がたまらない。

 

「ジューシー( ᐛ )!」

 

 

「たぬき」。

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しいたけに鶏肉団子をつめて焼いたもの。やけど注意。

 

 

「なんてジューシー( ᐛ )!( ᐛ )!」

 

しいたけが肉か? 肉がしいたけか?

もはや境界線すら曖昧なジューシーさ。

 

 

 

砂肝

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私は砂肝はそんなに食べないのですが、

後輩ちゃんは砂肝が好きなので串若丸の砂肝のことをこう表現しました。

 

 

砂肝の魅力、それはコリコリ感である。

ジューシーさに欠けるもその食感が人々を魅了するのだ。

だがその概念を覆される瞬間が訪れた。串若丸の砂肝だ。

口に入れた瞬間の感動に驚かない人間はいるだろうか。

数々の居酒屋はその食感のみで砂肝の美味しさをごまかしているのだ。

砂肝の概念が変わる、串若丸の砂肝をご賞味あれ。

 

大絶賛でしたw

 

 

箸休めも充実

 

焼き鳥食べてて少し口を休ませたい?

んもう欲しがり!そんなあなたに答えるサイドメニューは、品揃えこそ多くないですが、必要十分。

クオリティ高いものが揃っております。

 

おつけもの。

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きゅうりにかぶに茄子にセロリに人参。まったくわかってらっしゃる。

 

 

 

 

冷やしトマト。

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「冷えてる?」

「うん冷えてる。」

 

当たり前だろと突っ込みたくなるような会話が繰り広げられる。

シンプルなおいしさ。

 

 

だしまきたまごーーー!!

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「層だ・・・」

「層だわ・・・」

 

とまた乏しい語彙力を発揮します。

これ以上ないくらいの焼き加減と出汁のお味。これを食べるためにも来たくなるクオリティ。

 

 

あ、私が昔大好きだった生のささみをお刺身みたいにして食べる絶品「とりわさ」がなかった。なんか生はダメみたいになったのだろうか。かなしい。

 

 

中目黒に来たら是非

 

中目黒が少し遠い環境になってしまったので、学生の頃ほどは来れなくなってしまっのですが

やっぱり美味しい。

一本一本にボリュームがあるので、2本くらい頼んで、来た頃に次のオーダー、くらいのペースをお勧めします。

いっぺんにわーっと頼んじゃうと、いっぺんに来ちゃって

串が冷めてしまいます。

2人であればカウンターがおすすめ。

本当に焼いたその瞬間に出してくれます。まさに至福。

 

 

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変わらないおいしさがある安心感。

また中目に行ったら寄ろうと思います。

 

ではまたー

写真はスマホとFlektgon2.8/35でした

体調治った記念 都内のオアシス・等々力渓谷散歩

こんばんはsakiです、体調が戻ってきました

なんやかんやで2週間以上地獄をみてました。しんどかった…なんか地味に人生一くらいしんどかった・・・

 

 

ぼちぼち普通の食事もとれるようになり、

休日にベッドとメイクラブしてるのにも飽きてきましたが

なんか遠出するにはまだつらたん・・・という体を抱えて

GWの週末、後輩と等々力渓谷に行ってまいりました。

 

www.city.setagaya.lg.jp

 

等々力渓谷は世田谷区にある、東京都23区唯一の渓谷。

前々から新緑の季節に行ってみたいなと思っておりましたのでようやく行けてよかったー٩(*˙︶˙*)۶

 

 

 

早朝集合

 

 

割と早めに等々力駅待ち合わせ

GWの週末、さすがに電車も人が少ないです。

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ちなみにこの日持ってったのはαと

Flektogon 2.8/35

AUTO YASHINON-DX 1.7/50

Makro-Planar 2/100

の三本です(サザエさん風)

 

ほんとは木漏れ日をアンジェニューでにじにじに滲ませて撮るつもりがアンジェニューを忘れていくという失態。

 

 

くぅ、絶対に良いのに。またの機会に。

 

 

新緑の緑とFlektogonが実によき組み合わせだったので

基本Flektogonで撮っておりました。

私のFlektogonはかすかにクモリ玉。

なので常に霞がかったような雰囲気の描写になります。

 

 

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後輩ちゃんと駅で待ち合わせ。

駅前のコンビニで朝カフェ買ってスタート

 

 

 

 

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等々力駅から徒歩ですぐ。

いきなり奥多摩のような景観が現れます。

 

 

 

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入口のところの「ゴルフ橋」

緑の中に赤が映えます

 

 

 

 

 

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はーーーなんという緑of緑

 

この二週間、ベッドor仕事みたいな

DEAD or DEATH の二択みたいな生活をしていた私にとって

この自然の場に出てこれるということがいかにありがたいことか。

ありがたやーありがたやーと神羅万象のすべてに感謝して歩みを進めます。

 

 

 

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渓流は流れているところと、

少し流れがゆるやかで水鏡になっているところが交互に現れます。

新緑の木々が水面に写ってこれまた美しい。

 

 

 

 

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朝もやに見えますか?

これはFlektogonもやでございます

 

 

 

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さすがに早朝、ちらほら散歩してるおじいちゃんはいるものの

ほとんど人に会わず。

 

 

 

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うーんよき。

健康で歩いて写真まで撮れるなんて私はなんという幸せ者なんでしょう。ツイてる。

 

 

 

 

 

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これは新緑の中になぜか紅葉したような赤い葉っぱ。

なんだったんだろうな

 

 

 

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水とみればMakro-Planar先輩、出番です

 

 

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コケ。

 

 

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しっとり。

 

 

 

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光と影のあるところ、そこにMakro-Planarをむけるのだ。よき。

 

 

 

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水の神様?

どうやら地元の人らしき人がお参りしていく姿を何人かお見かけしました

 

 

 

 

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少し階段を上がると等々力不動尊というお寺が現れます。

 

 

 

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おみくじをひきました

「体調は無理せず安静にすればよくなる」的なことが書いてあったので

こちらのおみくじは当たると思います。

 

 

 

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この時点で8時くらいだったでしょうか。

なんかあまりにも気分が良かったので後輩と二人でラジオ体操してました。

ラジオ体操ができるくらいになったなんて、

かえすがえすもなんという幸せ者なんでしょう。ツイてる。

 

「ラジオ体操ってけっこう覚えてるもんだね」

「意外と多彩な関節運動が網羅されてるからいいね」

 

等とラジオ体操に敬意を払いながらわちゃわちゃしておりました。

いつも付き合ってくれる後輩にも感謝です。

 

 

 

 

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Flektogon、光を入れても影にいれてもなんかよい

この玉だからなのかしら。

だとしたら私はこの子をもう離さないぞ。

 

 

 

 

9時になると、「日本庭園・書院」が開門します。

 

 

 

 

書院の畳があまりにもいごこちよすぎて得意の野外ゴロゴロをしてしまいました。

 

 

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Makro-Planar2/100の開放の薄さを畳で測ろうの会

 

 

「仮眠はお控えください」みたいな注意書きがあったから良かったものの、

なかったら30分ほどお昼寝をしていたこと疑いなし。

 

 

 

 

 

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9時近くなり、少し太陽が昇ってくると割と強めの日差しが差し込みます。

レンズをかえ、キングオブフレア・YASHINONパイセンの出番です。

 

 

 

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光とみれば入れ込んではいドバーーー

さすがです。ここ最近、昼間にかかせないレンズになってまいりました。

 

 

 

9時近くなって私たちが帰ろうとすると、

割と人がたくさん来始めていました。

 

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緑・小鳥のさえずり・渓流の流れの音、

本当に23区とは思えない景観に浄化されました。

浄化されすぎてそのまま仏になるんじゃないかと思いました。

新緑、紅葉、雪が降ったらそれはそれで良さそうですね。また来たい。

 

 

はーまったく健康でレンズを変えてきゃっきゃうふふできるとはなんと幸せなことなのでしょう。

徐々に体調も戻りつつありますので、5月は無理しない程度にまた写真を楽しみに出かけたいなと思いますです(*´︶`*)

 

 

ではまたー

 

Leica買ってもいい気がしてきたのでLeica銀座店へ行ってきた

こんばんはsakiです、先日から続いてる胃腸炎が十二指腸潰瘍と診断され

かれこれ2週間ほど地獄の底をさ迷っておりました。地獄でした。地獄でした。

 

 

さて2週間の療養生活を経て、昨日あたりから徐々にうどんとか食べてもリバースしないようになってきました。めでたい。

 ただまだ本調子じゃなくて、ラーメンとか肉とか食べたいのに食べられない悲しみ。

そんなときに、ふと降りてきたのです。

 

 

 

 

 

どこの悪魔がささやいたのでしょう。

私はカメラとかレンズとかを買うときは主に素敵な作品を見ては

これがあればこんな写真が・・・!ほしーい!

となるのが常なのですが、今日はほんとにふと

「ライカ・・・か・・・(・-・)」

と思いついてしまいました。何があった。

 

 

私別にLeicaに興味はないので今まで触ったこともないですし、

Leicaって高いので大きい家電屋さんとかでもそんなに触れるところってないので

今日はLeica銀座店にふらりと足を運んできました。

寝たきりの間えらい体力の低下が進行していたので良いお散歩でした。

 

 

Leica 銀座店

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まぁ銀座のこの一等地にカメラメーカーがこんなシャレオツなお店を構えるとは。さすがLeica

一般市民にはめっちゃくちゃに入りづらい店構えでしたが

アホヅラぶら下げてのこのこと入店。

「なんかいい感じのLeica買いたくてきました」などと

IQ低めの馬鹿丸だし発言をする私を見かねたLeicaのお姉さん、

親切丁寧に今のデジタルLeicaの機種について説明してくださいました。

ありがとうお姉さん、さすがLeica、馬鹿な客に対する接客も素晴らしかったです。

 

 

M10

ライカオンラインストア / ライカM10 ブラッククローム

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おーこれこれ、これぞLeica

というような風貌のM10。

「M」はドイツ語で距離計=レンジファインダーを意味する「メスズハー」の頭文字だそう。

私恥ずかしながらLeicaのカメラを触るのも初めてだったのですが、

まぁ驚くべきはライカMシステムのファインダー。

ファインダーの中には肉眼と見るのとほぼ同じクリアな視界。

覗いたらこれがもう作品っぽく見えちゃった。うひょぅ。

 

そしてそして、中央に浮き上がる二重層合致式の距離計には感動。

↑これ何言ってんだか分からないと思うんですが、

覗き込んだファインダーの中で像が二重にぼやーんってなってるからそれを合わせるんですよ(ますます謎)

なんかすごい未来的。きゃーなにこれ楽しい。というか、快・感

 

MシステムにはライカM10と、ライカM(Typ240)とつくものがあるみたいですが、

この二つの違いは動画撮影の可否だそうです。

M10,お値段950,000円也。

+レンズ代がかかります。

 

 

 

イカ M モノクローム(Typ246) 

ライカオンラインストア / ライカ M モノクローム(Typ246) ブラック・クローム

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このご時世にあえてモノクロ撮影に特化したライカMモノクローム

これすごかった。ちょっと欲しくなった。

難しいことはよくわかんないんですけどローパスフィルターレスで

カラーフィルターもないことでモノクロ撮影をめちゃめちゃ高精細にやるやつだそうです。

店内で撮って液晶モニターでみただけですけどその白から黒へのきめ細かい描写は

愚鈍な私にもどこまでシャドウが繊細なのかと実感できるほど。

「わぁー」とIQ低めの声をあげ、そのお値段にひっくり返りました。

1134000円也。なんでM10より高いんです??ww

 

 

イカQ

ライカオンラインストア / LEICA Q

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35mmフルサイズセンサーに固定式レンズ「ズミルックスf1.7/28mm」を搭載した

超絶贅沢コンパクトデジタルカメラ

これはレンズ交換できません、28㎜の単焦点のみ。

だけどクロップ機能で35mm、50mmな感じで撮ることもできます。

最高10コマ/秒の連写、タッチパネル搭載、マクロモードで最短17㎝まで寄れておまけにWi-fiで飛ばしますって

まぁなんと至れり尽くせりなコンデジでしょう。

なんかもうものすごく便利でした。

比較的軽くてこれがカバンに入ってたら日常でなんの文句もなさそうです。

お値段615,600円。

なんかこれが安く思えてくるから不思議です。

でも落ち着いてください、コンデジです、コンデジに60万ってあんた。

 

 

 他にライカSL,TL,CL,Xシリーズなどなど色々見せてもらったんですが割愛しますw

 

 

 

果たして私はLeicaに手を出すのか

 

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2週間ろくなもんを食べていないから脳への栄養供給がうまくいっていないんじゃないかと心配になりますが、

今日触ってみたLeicaはそれはそれは「使ってみたい」を掻き立てる魅力的なカメラたちでした。

さすがに昨日の今日でへーい!買ったー!とはならなかったのですが、

もしこれ↓が目の前にあったら買っていたような気がします

 

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Leica Q Snow

Qの白!なにこれかわいい!

 

日本では5月中頃になるとのこと。はてさて。ふふふ。

 

 

 

 

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銀座の街並み  レンズはANGENIEUX 25mm/f0.95

昼間使うのが楽しいレンズですね

 

 

 

 

 

ではまたー

胃腸炎で3日間寝込んだ話

こんばんはsakiです

今日は私が胃腸の調子を崩したという、面白くともなんともない話なのですが

私が胃腸を壊すということがなかなか初めてに近い体験だったので書いておこうと思います。

 あ、すみません汚い話なので決して食事をしながら読まないでください。

 

 

体調の異変

 

 

異変を感じたのは15日の日曜日のことでした。

休みだった私はどうも調子がよろしくなく、

コンタクトレンズを入れるのも精いっぱい、

あとなんとか洗濯と皿洗いをこなし

「ふぅ今日はこれでやることはやったぞ」というようなきもちでおりました。

 

 

そしてその日の夜のこと

 

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Oh・・・

こんな状況でも体温を記録してるあたり、まだある種の余裕を感じます。

この時点で 高熱・関節痛・悪寒 という三大インフルエンザ兆候を手に入れた私は

あーこれインフルエンザだなぁという予感で満ち満ちておりました。

若干季節外れですがこの時期ないわけではございませんので

「あーインフルエンザの検査するのやだやだやだやだ」と

ダダっ子のようなテンションで病院へ行くことにしました。

 

 

16日朝。

熱はひき続きあったのですが、この時からどうもよろしくない。

吐き気と下痢の兆候が私を襲います。

吐き気は何も食べなければまあ戻すことはないのですが

下の方がまぁえらいことになっておりました。

5分おきに「わーたいへんだー」と奇声を発しながらトイレに駆け込む必要があるほど

容赦なく私を便意の波が襲います。

 

割と近隣にでかい病院があるのですが、そこまで行く気力もなかったというか

多分そこに到着するまでに漏らすレベルだったので

徒歩で行ける内科医にヘルプを求めます。

ただしここも良き町医者として評判が良いので、朝1で行ったにも関わらず45分くらい待ちになってしまいました。

この時も「5分に1度便意との戦い」を繰り広げていた私が

待合室でのんきに雑誌を読んだりTVを見ているすべての人を呪いたい気持ちになったとしても誰が責められようか。

 

 

急性胃腸炎

 

「あなたこれインフルじゃないですね、急性またはストレス性の胃腸炎です」

 

医師が私に告げたのはそのような診断でした。

自慢じゃありませんが元来食べることが大好きなわたし、

「胃腸炎」と名の付く病気にかかったことがございません。

 

医者「これね、申し訳ないけどジャンジャン出しちゃった方が早いから、止めるより細菌殺す薬と整腸剤くらいしか出せないから、あと水飲んで脱水にならないよう頑張って」

私「はぁ」

 

とあたまの悪そうな返事をするしかもう余裕がなかった私、

「まぁ薬もらったし、飲んでれば治るだろう」とのんきなことを考えておりました。

これから近年まれにみる苦しみに耐える日が2日も続くことを知らずに。

 

 

住所がトイレになった日

 

さてなんとか他人の前で失態をさらすことなく帰宅します。

死ぬ思いでもらった薬を飲み、なんとかベッドで安静姿位をとろうとします。

・・・が。

 

汚い話で大変申し訳ないのですが、

本当に一体どの穴からなんの液体が出てるのか、もはや自分でも定かではないほど

5分おきにジャンジャン出るのです。

 

 

今見ると自分はこんなときでもなんと適切なつぶやきをするのかと感心する。ツイ廃の鑑。

 

 

 

自分が感じているのが尿意なのか便意なのか、それともそれ以外の何かなのか。

もうろうとする意識の中で、

「わたしはいま消化機能を持たない動物・・・理科の授業でなんかそんなの習ったな・・・」

と学童時代に習った理科の知識がなぜか掘り起こされてきました。

その「消化機能を持たない動物」が何なのかは思いだせなかったのですが

消化管のつくりが極めて単純な動物、食物連鎖のピラミッドの最下層のプランクトンの代表格、ミジンコが脳裏をよぎっていました。

 

 

「あぁ私は人間でなく実はミジンコだったのかもしれない」

 

 

 

まっとうな判断能力を失い始めています。

 

 

 

地獄だったのはこの日の夜でした。

「5分に1回地獄」が夜通し来るのでもう睡眠さえままならないわけです。

何度自分の尻とトイレをバキュームカーのホースでつないでしまいたいと思ったことでしょう。

あんなに液状のもんが出てるのに漏らさなかった自分の根性に拍手を送りたい。

 

 

 

人間はinとoutというのがあります。

inが水分の摂取量。これは飲料と、食事から入ってくる水分も含みます。

outが排泄で出る水分をはじめとして、肌から蒸発していくような汗など、体から出ていく水分量のこと。

人間にはこれをほぼイコールに保とうとする機能があります。

例えばinが少なければ自動的に喉が渇いたりしますね。

それはそれは優秀なバランス調節機能です。これを広い意味でホメオスタシスといいます。勉強になりますね。

 

 

 

いくらほぼミジンコ女でもわかります。

これはout over出過ぎであると。

出過ぎるとどうなるか、脱水症状に陥ります。

これは非常に危険な状態なのでinを増やす必要があるのですが

飲んだら飲んだ以上に出ていくのでもうどうしろというのでしょう。

脱水になると体温も上がります。

体温は38℃台の中で5分に1回トイレに通うこの世の地獄をどう表現したら伝わるか、自分の表現力の無さが口惜しい。

 

 

経口補水液 OS-1(ゼリータイプ)

 

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この時私が飲んでいたのはOS-1のゼリータイプです。

ドラッグストアとかで売ってると思います。

経口補水液」と名のついてる通り、補水を目的とした飲料です。

味はうっすいポカリスエットみたいなかんじ。

ポカリでもいいのですが、OS-1はいろんなナトリウムとかカリウムとか、

まぁそんなのがいい感じに配合されてますので私は風邪のときとかよくこれ飲んでます。

ペットボトルのも売ってるのですが、ペットボトルだと体を起こさなければ飲めません。

これは横になったまま吸えるので(嚥下機能が落ちてる人はやめてね)、

少しでも安静状態を保ちたい私は横向きでこれをちぅちぅと蚊の吸血レベルの遅さで吸っておりました。

12個くらい買ったのですがまだ5個くらい残ってるのでどうしようと思っているところです。

 

 

 

翌朝。

 

 

まだミジンコ状態引きずってるのがわかりますw

なんやかんやで17日もずーっとこの状態だったので

丸二日、ロクに睡眠もとらずにトイレに生息していたと思っていただければほぼ正しいです。

17日も午後になるとだいぶ落ち着いてきて、お粥とかを多少摂取しておりましたが

それでも食べたら食べた分だけ出てくので

もうこうなったらお粥だろうとステーキだろうとそんな変わらないんじゃないかと思っていました。

 

 

 

あと胃腸炎になったおかげでクラゲが飼いたくなりました。

本当に飼育することになったら「胃腸炎になったせいでクラゲを飼育することにした」とかそんなタイトルでひとつ文章を書こうと思います。

 

 

そんでもって18日。今日ですね。

やっとおなかが落ち着いてきて、まとまった睡眠をとることができました。

排泄に生活を支配されることの苦悩と、排泄メインでない生活の幸せをしみじみと感じております。

そうは言っても本調子ではないし食欲もまだないのですが

排泄にあててた時間を睡眠にあてられるだけまだマシと言えましょう。

 

 

皆様も胃腸炎には気を付けてください。

ただの胃腸炎でこれなら、ノロウイルスとかどれだけ恐ろしいのでしょう。想像もできません。

私は胃腸炎に二度とならないためにはどんな努力も惜しまないきもちです。

 

ではまたー。

NakamuraEmiが歌う日本の女。「NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5」リリースイベントにいってきた

こんばんはsakiです。すいません今日も音楽の話します。節操なくてすいやせん…

 

 

 

Nakamura EmiさんのNIPPONNNO ONNAWO UTAU Vol5(以下NOU5)

リリースイベント@新宿タワーレコードに今年も行ってまいりました。 

丁度一年ほど前にNOU4のリリースイベントにも行かせていただいており

初めて生歌を聞いた私ははらはらと感涙が止まらなかったのを覚えております。

 

 

去年のはこちら↓

 

memorygraph.hatenablog.com

 

 

 

 

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今年もタワレコ新宿店。気合の入ったセッティングとポップで

NakamuraEmiさんを押してくれています。

 

 

 

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こういうの、好きなアーティストだったら作るの楽しいんだろうなーw

 

 

 

【セットリスト】

・・・の前に、客入れてる間にリハーサルで声出しみたいな感じで歌ってくれたのですが、

ここでキスして(椎名林檎

が聞こえておしっこもらしそうになりました。本日のハイライトはここです。

わたし椎名林檎さんも大好きなんですよー。

彼女が現れ始めた頃を今調べたら18年前ときいて眩暈を感じざるを得ませんが

丁度中2病まっさかりの私の心を鷲掴みにしたのは椎名林檎さんでした。

 

大好きな林檎さんの「ここでキスして」をEmiさんの歌声で聴けるなんて

多少おしっこちびったところで誰が責められるだろうか。いや責められない。(反語)

最初「ここでキスして」だとは分からなかったくらいにEmiさん色に染まっていましたがめっちゃかっこよかったなー。

 

 

【セットリスト】

1.Don't

2.かかってこいよ

3.N

4.新聞

5.YAMABIKO

 

今日はプロデューサーのカワムラヒロシさんとのギターセッション。

ギターと歌声だけなのに、もう必要充分といったかんじ。

かかってこいよをギター一本で歌えるのは彼女だけでしょう。

Nの圧倒的なたたみかけ、

新聞の語りでさえ歌っているみたい。

YAMABIKOをやるとは思わなかったけれど相変わらず圧倒的な言葉の波は強い。

 

欲をいえばモチベーションを聞きたかったけれど、それはワンマンまでお預けみたい。

 

 

NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5

NOU5は、今までと比べて優しさを感じる。

鋭く、どこか自分を責めているような今までの詩と比べて

変わっていく時代と、変わっていく自分を受け入れているような、

でも「そうはさせるか」とやっぱりちょっともがいているような。

そうやって聞いてると、やっぱり「モチベーション」だけが少し浮いて聴こえる。

(モチベーションはEmiさんメジャーデビュー前の曲)

 

 

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サインももらた(✿╹◡╹)

カワムラヒロシさんもいたからカワムラヒロシさんからももらた(✿╹◡╹)

EmiさんがGoldで、カワムラさんがSilverのペン。

月と太陽みたいですてきだ。

 

次は六本木のワンマン。楽しみだー♪

ではまたー

Nakamura Emi/NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5 Release

こんばんはsakiです。音楽のはなしをします。

私の大好きな人のアルバムが本日リリースとなりました。

 

 

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NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5/Nakamura Emi 

NakamuraEmi公式サイト | トップページ

 

Nakamura Emiさん、大好きなんです

もう音楽のどこがどう好きかと文字で綴ったところでなんかナンセンスかなとも思いますが、

とにかく好きなので、大好きを無秩序に漏らしまくるのはわりと得意なので書きます。

 

 

 

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私ときたら2か月前から楽しみにうずうずしております。

昔からそうで、好きな人のCDがリリースされる日って嬉しくて嬉しくて。

学生の頃はフラゲ日に学校からCDショップに行くのが待ちきれなくてそわそわしたりして。

今はさくっとDLしちゃえば手の中におさまるけれど、

歌詞カードとかも大事にしたい人はCD買っちゃいます。手元におきたくて。

 

 

通勤中に2~3回聞いただけなのですが、

さくっとファーストインプレッション。

 

1.Don't(Album mix)  

 

youtu.be

アルバム唯一のシングル。リリースされてから腐るほど聞いたけど腐らない。むしろ大好きになっていく。

Album mixは途中で多分喪黒ふくぞうの声が入ってるのが一番の違い?w

ベースのゴリゴリ感増したかな?

かっこよくていつ聞いてもおしっこもらしそうになる。ライブで聞いてもやばみだよ。 

 

 

2.N 

 

まだちゃんと聞いたことなかった。こういう歌詞だとは思わなかった。

いわゆる「障害者」と言われる人のことを歌った曲。

シンプルなバンド構成で展開される、シンプルだけど言葉の力でぐいぐい引き込まれる。

男と女分かり合えるのは~らへんからラストのたたみかけがすごい。

 

 

多少の不自由があってもキラキラしてる人はしてるし、

何も不自由がなくても濁った場所から動けない人なんてたくさんいるから

今与えられた物と時間と自分でどう生活を作るはその人次第だと思った。

 若くても病気になるときゃなるし、しぬときゃしぬんだよ。

 

 

 

 

 

3.かかってこいよ 

youtu.be

SNS全盛時代?に多分SNSを「うるせー」って真正面から殴りに行った曲でしょうかw

キレッキレで気持ちがいい。

私はSNS始めたの割と遅くてここ2年くらいなのですが

まぁ楽しいなーと思うこともあれば、

勝手なこと言うてはるわーおばちゃんかなわんわーと思うことはたまにあります。

 

多分アルバムのリード曲なんでしょうが、

わたし先行配信で聴きすぎてしまった感があるw

MVがシュールだ。

 

 

 4.新聞 どんどん便利になったから どんどん面倒があふれて でも全然人の心は いつまでたっても便利にならない

youtu.be

このアルバムで一番か二番か三番目くらいに好きだ。

懐古厨といわれるかもしれない歌だけど便利で、便利すぎていらんことに振り回されてはいないかなぁ。

 

めっちゃあったかい曲だった。Vol4でいう、「めしあがれ」的にすきな曲。

 

 

5.波を待つのさ 

自然をいじるのでなく自然にお邪魔します

自然に預けなさいと言ってるような曲

もう少し聞きこんでみたい

 

 

6.星なんて言わず

多分お別れの曲

今の私には痛くて聞くのつらい( ´;ω;`)ばあちゃん…

 

 

7.教室 世界はきっと自分が気にするほど私に興味ないさ

 

教室にいる一日6時間×週5日

それがすべてじゃないんだよって歌

 

私は学校はそこそこ楽しく生活してたけど、

学生時代って本当に家と学校がすべての世界だから

逃げられないと大変だよねぇ

私はもう仕事からいつでも逃げる準備はできているw

 

 

8.モチベーション 笑うタイプじゃないなら微笑め 微笑むタイプじゃないなら凛として

 

ライブで聴いてめっちゃかっこよかった曲!

一番どんな感じになってるのか楽しみで楽しみで仕方なかったけど

やっぱりめっちゃかっこよかった!

ホーン隊のアレンジが超絶やばみでした。

音の隙間に詰め込んだ言葉の羅列がEmiさんらしくてかっこよすぎ問題。

ライブで聴くのがめっちゃ楽しみだー!

 

20代を仕事に費やした結果独身をこじらせた女子は聞いたらいいよw

 

 

 

週末のリリースイベントは行く予定です。

生で聞くとまたやばみがすごいから楽しみ。

↓去年の。

 

memorygraph.hatenablog.com

 

 

 もうちょっと聞きこんで、ライブ行ったら変わるだろうからまた書きたい

 ではまたー

「まるでそこにいるような」 天野尚さん写真展

こんばんはsakiです。良い写真は良いものですね。

 

 

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1月18日から神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)で開催中の

「天野尚 写真展 未来へ残すべき美しい自然」へ行ってきました。

先日東京ドームシティでやっていた写真展にも足を運び、すっかり彼の写真の虜になってしまい、この展示会も絶対行こうと思っていたのです。

会場内写真OK拡散OKとのことだったので、

すごい写真をしょぼいカメラで撮るという野暮野暮しいことをやらせていただきます。

 

 

 

 

天野尚さん

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恥ずかしながらこの方の撮る写真を見たのも最近のお話なのですが、

かつてはプロ競輪選手、出場停止中にカメラ片手に海外へ。なんやかんやしてたらネイチャーアクアリウムの第一人者になり、最終的に超大判カメラで風景写真家

というなんか興味の範囲がめちゃくちゃでめちゃくちゃエネルギッシュな方だったようです。

 

 

 

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特注の超大判カメラを自然界に持ち込んで徹底的にその描写力にこだわったという変態天才。

その描写力は例えるなら視力6.0の世界で、人間の目には捉えられない圧倒的な情報量が描写されるとのこと。

 

 

 

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フィルムのサイズ比較が展示されていました。

下の「通常のフィルム」が我々がよく目にする35mmフィルム。

その上のが彼が使っていたフィルムだそうです。

プリントした写真でなくてこれがフィルムです。なんじゃこりゃぁ。

もちろん市販はされておらず、天野氏がFUJIFILMに直訴して特注で作ってもらっていたのだそうです。

このフィルムの解像感がまぁ鳥肌もの。

「こんなの見たことない」

私がぽろりと漏らしながら、そのカリカリ感から目を離せずしゃがみこんでまじまじ見ていたら

ADAの社員の人?が解説しにきてくれました。

あとでよくよく聞いたら、アマゾンの撮影にも一緒に行かれた方だったようです。

 

 

 

厳しい自然の中、重い機材をもち、特注のフィルムを使い、光、気候条件によって変える設定。

撮れる!と思ったら「走れ!撮るぞ!」と率先して走ったという天野氏。

フィルムなので、撮影後持って帰って現像するまでどんな絵が撮れているか分からない。

 

「それでも、天野には撮る前に見えているんでしょうね。その絵が」 

という語りが印象的でした。

 

 

 

 機材。

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sinarのカメラが展示してありました。

「紙芝居でもやるのかな?」と首をかしげたくなる大きさ。

カメラはそれほど重くないけど三脚とフィルムの運搬が一番重くて大変で、

撮影に行く時は最低2人のお弟子さんを連れて行っていたのだと社員の方が話してくれました。

 

晩年はデジタルも使っていたし、人物を撮るときはデジタルも多かったが

風景は徹底的に超大判に固執していたのだそうです。

固執」って言葉、あんまりポジティブなイメージで使われないけど

こういう固執はいいなと思った。

「これじゃなきゃ」ってこだわったもの。

それが人を惹きつけるならそれでいい。

 

 

 

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三脚はGitzo。

過酷な環境でカメラを支えてきたであろう傷が刻み込まれています。

 

 

 

超特大パネル写真展示

 

写真をカメラで撮ってお見せするのもなんだか無粋ここに極まれりという感じですが、

数ある作品の中から何点か、こんな感じだったという雰囲気がお伝えできればと思います。

大体どれくらいの大きさの展示かというと、

 

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これっくらい。

 

 

 

 

 新潟 大月の棚田

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 上高地梓川

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ベトナム ハロン湾

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「まるでそこにいるような」

という言葉がここまでしっくりくる写真があることにおどろきながら

私はずっとその無理のない階調と自然の色の美しさ、雄大さに圧倒されました。

ただ「特大だから」ということだけでは決してない、圧倒的な世界がこの狭いホールの中に広がっていました。

 

 

 

 

佐渡 夕景の三島

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私が一番見つめていたのがこれ。

 

 

まるで、自分がそこにいるみたい。

音とか、温度とか、匂いが伝わるみたい。

そんな感覚が体に降りてきて、私は

「写真に飛び込めそう」

と自然と呟きました。

 

 

3月25日(日)まで開催中

もうご本人がこの世にいないのが残念でなりませんが、

この素晴らしきかな展示がなんと無料で、3月25日まで開催中です。

期間中、CP+もあるので、横浜に寄られた際は是非足を運んでいただきたいと思います。

 

 

www.adana.co.jp

 

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視力6.0の世界を、ぜひ。

ではまたー