メモリグラフ

写真と記憶の記録 sasaki

全てのモフモフを愛する人へ。蔵王キツネ村に行って幸せになろう!

こんばんはsakiです。短所は嬉しすぎるとおしっこもらすとこです。

 

 

キツネが好きなんです

しょっぱなからうっとおしさ満点ですが、私はキツネが好きです。なぜでしょう。知るか。

何故かと言われると分からないのですが、
犬のような猫のような、それでいて狩りの時は狼のような鋭さを見せる。機敏な動き。
一方、時にキュートでぷりちーなもっふもふのその姿。
愛してやみません。愛してやまないのです。愛しているのです、私は。

 

キツネとは

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哺乳網ネコ目イヌ科イヌ亜科。もう何が何だか。
イヌに似た生態と、ネコような瞳を持つ。これぞ犬と猫の良いとこどり。
日本では化かす存在だったり、稲荷神の使いとして崇められたり、とかく人間とは関わりの深い存在であったようです。
海外では「すっぱいぶどう」みたいに、あまり良い印象では描かれていないのでしょうか。

 

きつねは動物園に行けば会えたりするし、
そんなに遠い存在ではないのですが、かといって犬猫のようにそこらへんにいる動物でもありません。北海道の人はしょっちゅう野生のキツネに出会うようでうらやましい。

 

そんなキツネに飢えているそこのあなた、

in Japan、宮城・蔵王

スキー場や樹氷で有名なその一角に、ひっそりとこの村は存在する。

 

 

zao-fox-village.com

 

蔵王キツネ村。100匹以上のキツネを放し飼いにしている、日本唯一の動物園。
近年、海外の人気が高く、外国人の客も多いとか。
私が行ったときも3~4割くらいは海外のお客さんな感じでした。
アジアの人もいたし、ヨーロッパっぽい人もいたし、アフリカンな方もいました。ここはカオス。

去年は3月頃行ったのですが、正月明けたあたりからなんかキツネ欲が高まりまくりで、いてもたってもいられなくなり、キツネのモフリズムを堪能しにわざわざ蔵王まで足を運んだのでした。ざわわ。


どこにあるの?

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だいたいこのへんです(雑

 

宮城県白石市
新幹線なら白石蔵王駅。東京からなら2時間ちょいくらいで着きます。
白石蔵王の駅からはタクシーか、火・金のみバスが1日1本出ているという衝撃のアクセスの悪さです。
私は車じゃなければタクシーでブーンと行ってしまうことが多いです。
時は現金なり。

 

 

入り口。

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な ぜ ゴ リ ラ 。

 

これはキツネ村に来た人全員が突っ込むところでしょう。
入場料は大人1000円、小学生以下無料という良心的なお値段です。


入場料を払って中に進みますが、係の人にいくつか注意を言われます。
要するに

・手を出すと噛まれる
・がさがさするものや、マフラーとかびろびろしたものも噛まれる
何があっても自己責任

 

・・・なんか色々あったんじゃろうなぁと思わせる何かがありますね。

大きな荷物とかは預かってくれます。
とりあえずカメラかかえて中へGO

 

扉には「キツネの檻におまいら入るんだから自己責任だぜ」みたいな
やはり過去になにかあったであろうことをひしひしと感じさせる看板を潜り抜けて中へ入ります。

 

※以下、写真は2016年3月の時と今回(1月)のが混ざっております 

 

お?

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お!

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キツネだーーーーーーーーっっ

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なんか!ぬいぐるみ!!みたい!!だけど本物のキツネたちがわっさわさ!

 

どんくらいわっさわさかというと、

 

 

わっさわさ

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わっさわさ

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わさーーーーーーーーーーーーーっ

 

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ここは天国か

 

 

 

 

きつね好きにはたまらない!130頭放し飼いの天国

 なんかもろもろ含めて130頭が放し飼い!
もう私は感涙にむせびなきながら失禁寸前!おしっこもれそう!

 動物園と違って、キツネの檻に人間が入るイメージなので
すぐそこにキツネ!

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あっちむいてもキツネ!

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どこ向いてもキツネさまああぁぁぁ!

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触ったら噛むらしいですが、なんというかここのキツネたち、8割方寝てるのでそんな凶暴性とかは感じられません。
ただやっぱりしゃがみこんで撮影してたりすると、そーっと後ろから忍び寄ってきたりはします。人間を全くおそれず人懐っこいのです。
そこが野生のキツネとは違うとこなのかなと。

 

前回行ったときは800枚ほど、今回は1800枚ほど撮ってしまったキツネ村。
いやもうその一瞬一瞬の可愛さとか気高さをすべて写真におさめたくてしかたなくなります。

全部お見せしたいくらいなのですが、それはなんかさすがに嫌がらせなので、
厳選されたおきつね様をどうぞ。

 

 

 

おきつね様15連発

 

りりしいおきつね

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twinモフボール(毛玉)

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twinお背中

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トリプルおきつね

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毛玉。これがほんとの日の丸構図。
Twitterに載せたら外国の方からリプきまして、英語だとモフボールというそうです)

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見渡せばそこらじゅうに毛玉がぼとぼととw

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黒毛玉

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絵にかいたような毛玉

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しっぽをはむはむ

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飼育されているからか、もはやキツネとしてのアイデンティティは失われている。(犬小屋)

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でも時に野生の鋭い眼光

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時にもっふもふの可愛さ

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キツネの気高さ

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激しいエサの取り合いにまるで入れないきつねもいる(傍観)

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保護色(どこにいるか分かるかな)

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お稲荷さんがあります。
リアルきつねがひょっこり出てきたりするので本当に神様の使いのように見えます。
説明書きが木に隠されて見えませんw

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なぜかうさぎだのモルモットだのヤギだのもいる。もはや何が何だか

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一日中居ても飽きない

私が異様にきつね好きだからというのもありますが、もう一日中いても飽きません!
家族連れが多い印象ですが、中にはガチカメラもってキツネをおっかけてるおっさんなんかもいらっしゃいました。
あとは外国の方は日本人客よりもむしろ熱心にきつねを愛でていらっしゃいました。わんだほー。
Twitterとかで載せても、外国の方からのRTやリプがけっこう多くてびっくりしました。
キツネは全世界で愛されている。

 

 

 

レンズはどれ持っていくか

●望遠レンズを1本
過去2回ほど行きまして、必要なのはそこそこの望遠レンズでした。
もちろんきつねとは近いので鳥ほどの望遠は不要ですが、
それなりに警戒心もあるので遠巻きからパシャリとやってやることが多かったです。
私は70-200 f4を持っていきましたが300くらいあるとより便利かもです。 

AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR - 概要 | レンズ | ニコンイメージング

このレンズなんで買ったのか全然覚えてない…何撮りたかったのかしら。

 

 

●あとはお好きな単焦点
おきまりのCarl Zeiss Makro-planar50mmと100mmを連れて行きましたが、
出番はやっぱり100mmな感じでした。ちょっと遠巻きから。
それでも寝てる奴らは全然起きないので、接近して毛並みをマクロ撮影することも可能です。
毛並みマクロで撮ったところでそんなに楽しくないですがw

 

●MFはきつい・・・けど撮り鉄だと思えばなんとかなるかも
やっぱり動物なので、動くキツネは動きます。しかも結構な速さです。
なもんでMFはちょっときついなぁって思いましたが、撮り鉄みたいに置きピンして、向かってくるキツネを待つみたいなことすればなんとか可能でした。
ただキツネがいつもこっちきてくれるわけでもなく、時に無視されたりするのでそれはちょっと悲しかったですw

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これがMakro-planar100でなんとかピントあったやつなんですが、よくあったなぁと思います。偶然の一枚です。

 

 

 

きつね好きなら間違いなし。一生に一度は行くべし

 

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もうほんとに言うことないです。素敵な楽園です。
こんなもっふもふの毛玉たちを撮り放題なのはここだけかもしれません。
私は一日で1800枚撮りましたが本当に幸せでした。
幸せすぎて帰宅しても毎日キツネをオカズにエクスタシーです。変態疑惑。

 

何はともあれ、モフモフ好きな方なら絶対幸せになれますので
是非、仙台あたりにいったら足をのばしてみることを超絶おすすめいたします。
ちなみにTwitterでは#foxタグつけると世界のキツネ好きが寄ってくることが判明しております

 

ではまたー。