こんばんはsasakiです。
佐渡を愛しすぎてこのたびさどまる倶楽部に登録いたしました。お見知りおきを。
4月18日のこと、私は佐渡の桜が良い感じであるらしいとの情報をキャッチいたしました。
思えば去年も千竜桜に会いたくて急に佐渡の地へ降り立ったものですが
今年もまぁ2日前に急に決めるというノープランさでした。
去年の佐渡はこちら↓
ただ今回は毎度おなじみ後輩ちゃんがついてきてくれるというので二人旅になりました。
前回は比較的佐渡の上の方を巡ったので、
今回は左下の方を巡ります。
北沢選鉱場跡
さて到着後はさっそく腹ごしらえをしたあと
去年も私は行ったのですが、今年はちょうど佐渡金山の桜が満開とあって
なんか謎の催し物が開かれておりました。
右上の桜の木、今年は満開なり。
「シックナーって何?」
「なんだろうねー」
という全く身にならない会話が繰り広げられながら、
50mシックナーは今年もそこに鎮座ましましておられました。
沢崎鼻灯台
うっかり写真を撮るのすら忘れておりますが、
「今ここで死んだら誰にも見つからないね」
などと心病んでるのかと思われる発言がきかれながら、はるかかなたに見える本土を懐かしみます。
あまりの人のいなさに観光客は一体どこに行ったのだろうと心配になりました。
沢崎海岸でシルエットごっこ
沢崎鼻灯台からほんの少し・・・のはずの沢崎海岸なのですが、
謎の交通止めがありぐるっと車で15分周ってたどり着きました。
潮の状態により鏡張りになるという沢崎海岸の浅瀬。
やや引き気味でしたが、水面に映るシルエットが非常に楽しかったです。
写真を撮る女
被写体に慣れない人たち
夕焼け飛行機雲
カメラをふりまわす女
普段、近くにこのような海辺がないので非常に楽しかったです。
法乗坊の種蒔き桜
さて日が落ちるのを待って私が今回お目当てとしている桜に向かいます。
「法乗坊の種蒔き桜」。
樹齢約250年~300年ほどの、大きな大きなエドヒガン。
「法乗坊の種蒔き桜」の名は、この桜が咲くころに田んぼに種をまくなど、
ここで暮らす人の農作業の目安とされてきた桜なんだとか。
車で走らせること1時間ほど、いい加減何の光もなくて不安になってきた頃、
パッとライトアップされた桜が現れました。
満開の桜の木と茅葺屋根の小屋、田んぼにそのリフレクション。
これに会いたくて今年も佐渡までやってきました。
目の前に現れた時は息をのみました。
きてよかった。
エドヒガンにそっと寄り添う茅葺屋根の小屋にはまだ人が住んでいる様子でした。
日本昔話の絵本に出てくるような風景を見せてくれて感謝です。
去年佐渡に来たときは千竜桜をお目当てに来たのですが、
その時ふとこの桜の案内を目にして
「あぁ、来年はこの桜に会いに来たいな」とこっそり思い続けておりました。
今年、丁度満開と私の休みが重なったので強行突破ではありましたが来ることができて本当にラッキーでした。
来てよかったねぇと後輩ちゃんと話しながら、帰りも真っ暗な道を戦々恐々として走らせるのでありました。
2日目に続く