こんばんはsakiです。旅先で24-70のレンズキャップ無くしました。
5月末、謎の連休があったので島根・鳥取に遊びに行ってきました!
会う人会う人に「なんで今きたの?」と言われるほど地元の方々にとっても何もない5月末という時期らしいのですが
私山陰地方に行くのが初めてだったので何見ても珍しくて楽しかったですwもうその場所にいることが楽しかったもんねw
一人だったらさすがに迷いましたが、なんか気付いたら山陰のカメラ関係のフォロワーさんが多くて、
行こかどうしよか迷ってたら皆さん「You来ちゃいなよ!」みたいなノリでおっしゃってくれたので
結果「来ちゃった///」みたいな感じになりました。
男友達だけの飲み会にノリで呼ばれて来ちゃったすごい空気読めない彼女みたいですね。長続きしませんよそういうのは。
そんなわけで2日間初めての山陰へ行ってまいりました╰(*´︶`*)╯書きまーす
羽田→米子空港
行ってきます(*˙˘˙)♡ pic.twitter.com/DyYIHv5eV5
— saki (@saki5200750) 2017年5月26日
よーく考えたら私一人で飛行機乗るの初めてでした。
国内線なら30分前くらいに空港ついてれば余裕だなぁ。もっと飛行機使って旅しよう。
1時間ちょいで到着。あら早い。当日4時起きだったので寝ようと思ったのに全然寝れんかったw
空港に友達2人が迎えに来てくれました(*˙˘˙)
知らない土地で空港で誰か待っててくれるってホントいいですね、ホッとします。
行くの決めたの1週間前なのに都合つけてもらってほんとすみませんw
お車で観光に連れてってもらいます。
道中
ローソンが多いとかセブンが少ないとかポプラ?とか
トンビが普通に飛んでるー!とか
空が広いとか空が広いとかそりゃもう空が広いとか
このへんの人たちにとって当たり前のことが私にとっては新鮮で
年甲斐もなくキャッキャウフフとはしゃいでおりました。
初めてお会いしたお二方だったんですがじぇんじぇん緊張しなかったなー。
美保神社
空港からほどなく。
さすが神様の集う地方ですね、ドライブの途中も●●神社があちこちにある感じです。
着いたところは美保神社。
五穀豊穣とか、夫婦和合とか、海上安全とか、そんな感じの神様が祭られているみたいです。
海がほどなく近いから、海の豊作を昔の人はここで祈ったのかな。
車から降りると
「静かー。」
口から思わず言葉がこぼれます。
人の声がしないのはもちろんそうなんだけど、それだけじゃなくて。
なんていうか音がこもってないというか。
狭いコンクリートに囲まれた空間で跳ね返る音のうるささが全然なくて、自分の声も足音もそのまま自然に溶け込むような。
とっても心地よい空間でした。
神社は大社造の二殿連棟。
珍しい造りしてる。
と思ったら本当に珍しいらしく、美保造と呼ぶんだそうな。
たまたまなにか神事が執り行われておりました。
巫女さん。おぉ、リアル「君の名は」。
こんなに私がいつもと違う風景に心馳せているというのに
一緒に来てた友達は5月に公開された映画「たたら侍」がどんだけ全国区かという話に夢中でした。
出雲を舞台とした映画「たたら侍」。主演はEXILEの人です。
てっきり「ぜひ御覧なさい!たたら侍マジパネェから!」と推してくるのかと思いきや
「絶対見ない」と冷徹に言い放つ地元民たちを見て私は「たたら侍」が若干あわれになりました。
・・・東京に帰ってからも「たたら侍」のくだりを思い出して一笑いあるような感じだったのですが、
なんか今日になって出演者が逮捕されたとかで「たたら侍」6月上旬で公開中止 という情報が入ってまいりました。
笑いを通り越してもうなんか大丈夫かおいって感じになりました。わろえない。
あの時腹抱えて笑ってた「たたら侍」の結末がこんなことになろうとは誰が予想しただろうか。いやしない(反語)
美保関灯台
さてさてそこからまた車でほどなく。
関灯美保台(みほのせきとうだい)です。
さすが海沿いですねー、灯台がいろんなとこにあるのねー。
明治三十一年。100年以上前。
天気が良ければ隠岐の島が見れるんだとか。隠岐の島も行ってみたいなー。
え、天気いいじゃないかって?そう見えるでございましょ?
振り向けばどーーーん
大山(だいせん)の方振り返ればこんなドン曇りですからね。さすが曇天の女ですよ。曇天女。
この日はずーっと大山の頂上は雲に埋もれておりました。
なんか見る方向によって形が変わる山なんだそうですね。それが体感できなかったのでちょっと残念。
さて、この日は翌日に美保基地で行われる航空祭というものを控えておりまして、
前日にその練習が行われるかもしれなかったんですね。
天候によっては飛ばないらしくて、この日も雲が多いし朝は小雨だしどうかなーとお二人おっしゃってたのですが、
ドライブ中、空を舞う飛行機を見つけた途端
「止めてーーーーー!(ノ ゚Д゚)ノ」
「ちょい待てここじゃ止められない」
「はよ止めてーーーー!(ノ ゚Д゚)ノ」
車内が小パニックに陥ってて爆笑しましたw
そしてこんな道端に車止めちゃって大丈夫なのねw
これなら私でも運転できそうですよ←カルチャーショック
せかせかと望遠用意しーの
おもむろに飛行機を撮るひとたちw
私はといえば望遠を持ってなかったので
望遠でワーワーキャーキャーいいながら飛行機を追っかけるこの人たちを撮って遊んでおりましたw
撮るひとを撮るのが楽しかったこの日w
とはいえ70mmでもなんとかうっすら(めっちゃトリミング)
この航空祭があるために結構飛行機とか宿とかいっぱいだったんですよね。よく取れたもんだ。
このあたりの1年に1度の大イベントみたいです╰(*´︶`*)╯
とっとり花回廊
さてさてお次はフォロワーさんが「年パス持ってる」と豪語するとっとり花回廊に連れてっていただきました。
お気に入りの写真w
「花回廊」と謳うだけあって花がメインの公園でした。花撮りさんにはたまりませんでしょうなぁ。
バラがシーズンらしくてうっひょう!エロチシズム!マクロプラナー大暴れ!
根暗な薔薇
どうしても黒背景にしたくなる根暗
なんかマリーアントワネットのバラ園(適当
人工的なバラの香りは苦手なんだけど自然のバラの匂いは良い香りでした(*´д`)o
私はMPで花をちまちま撮るの大好きなのですが、お二人は普段壮大な風景やら星屋さんなので付き合わせた形になっちゃったかなぁとも思いましたが
「いや花は600㎜だろ」「圧縮効果でボカそうぜ」と超絶場違いな望遠レンズ撮りだしてそれなりに楽しそうにしてたのでまぁいいやと思いました
バラを背景に何してんだこの人たちww
足立美術館
きれいな庭で有名な足立美術館。
「庭園が絵画」と豪語する日本庭園が有名です。
アメリカの日本庭園専門誌(そんなんあるんだ)で14年連続1位ということもあって、外国人のお客さんも目立ちます。
今までで一番人がいてちょっと安心する私。
人がいなさすぎると逆に不安になる、これは人口過多のところに住んでる人の持病かな。
東京の街に誰もいなくなったら怖いもんね。
今度NDで人消して東京を撮ってみよう。とここに来た時に考えてたのを今思い出しました。すーぐ忘れる。
ご覧の通り、このころにはもうドピーカンになってたので明暗差に悩まされながら撮りました。
これは窓越しなのでちょい映り込みが…
でもぽつんと残った雲の夏夏しさがなんかすごい。
15mmの広角でやっと入るほど広々とした庭園でした(•ᴗ•)
足立さんとこの旦那さんすごいねぇ、庭マニアだったのかしら。などと低俗な感想しか思い浮かばない自分にちょっとしにたくなりました
あっこれがよくみる額縁のやつねおじさま!٩(˙▿˙)۶維持費がすごそう
ここからの四季折々の景観がそろったら良いでしょうねー。外国人に人気なのもわかります。
外国人が思う「ザ・ジャパニーズ!」みたいなのってこんな感じなのかしら。
八重垣神社
八重垣神社。
ヤマタノオロチを退治したという素盞嗚尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなたひめのみこと)さんの夫婦神が祭られている縁結びの神社だそうです。
ここも空気がよかったなぁ。けっこう人も来てました。
「鏡の池」に占い用の和紙を浮かべて、10円玉か100円玉を載せて沈む時間で占うやつが人気みたいです。
私はこの紙を買ったときに
「これ透かせばうっすら見えるよね」
みたいなことを言って友達に「やめなさい」と怒られました。これだからモテないということが露呈した気がします。
私のやつ╰(*´︶`*)╯
ほんとに水鏡がきれいでした。 4分くらいで沈んだかな。
これ「私の住んでるところから」北と西なのか、
「八重垣神社から」北と西なのかよくわからなかったのですが
調べたら「2日間連続で寝たところから」説が有力だったので
東京からみて北と西にってことにします。
しかし東京から見て北と西ってどこでもありな気がします(モテないことを言うんじゃない)
宍道湖夕日スポット
ここ「夕日スポット」って堂々と謳ってるんですねw
道路にも堂々と「夕日スポットですよー!ここが夕日スポットですよー!」と書いてあってありがたいようななんか情緒がないような複雑なきもちw
この日はこの土地にしては珍しいほどにドピーカンで雲も何もなかったので
最高に焼けはしなかったのですが(地元民曰く「40点」←始めて来た観光客にも容赦なさすぎわろたw)
私にとってはこんなに水平線が一直線に目の前に広がって
建物も何も邪魔することのない空間を見ること自体が珍しかったのです。
これは地元の人が「今日は焼ける」の「焼けない」で一喜一憂するのが分かる。
夕日のタイミングでは人もたくさんでした。
ここにはTwitterの他のフォロワーさんも2人来てくださいました╰(*´︶`*)╯わーい。なぜこんなに山陰に知り合いがw
おひとりはお子さん連れだったのですが、私はこの子がかわいくてかわいくて
5秒で恋に落ちてしまいキャッキャウフフと戯れてました。
もうめっちゃかわいかったなぁ3歳児(*´︶`*)すき…
40点だったらしい夕焼けと今日のNikonとPENTAXとCanon٩( 'ω' )و
— saki@全仏観戦中 (@saki5200750) 2017年5月27日
私は月があの細さで見えてることが今日1の衝撃でした(都内はあの細さだともう建物に隠れて見えない) pic.twitter.com/b0ap5yU74N
たださすが好奇心旺盛な3歳児。
セッティングされた私の三脚(D750+24-70付き)にいたずらしようとした途端そこにいた大人たちが
「ちょ待ーっっ!!Σ( ゚д゚)ノΣ( ゚д゚)ノΣ( ゚д゚)ノ」
ブルーアワー
グラデーションがきれい。
夕日を見ながら、あぁこんなに夕焼けって長かったっけなー、空が東京の3倍くらいあるなー。この時間に三日月が残って見えるなんてすごいなー。(都内だと建物に隠れてしまう時間帯にもまだチェシャ猫三日月が見えた)などと、ここに流れる時間と広い空間に、圧倒と少しの羨望とを感じておりました。
私が普段住んでいる街は狭くて、建物が縦長にひしめきあっていて、
視界は狭いし、少し薄暗くなってきたら街明かりが先に目立ってきちゃうし。
こんな自然が残してくれる時間とか色は人工的に削られてしまってるんだなぁと改めて感じてちょっと切なくなりました。
金田川の蛍と星
自然の蛍なんてみたことない!とのたまう私に
「少ないかもだけど蛍が飛んでるかもよ」と教えてくれた友達。
島根の衝撃1 カエル
— saki@全仏観戦中 (@saki5200750) 2017年5月27日
夜も更け、
げーこげこげこげこげこげこげこげこぐわぐわぐわぐわ
と車のウインドウ越しでも聞こえてくるカエルの大合唱に
「これが全部カエル・・・?」と驚きおののきながら鳥取県南部町の金田川というところに連れてってもらいます。
いや東京にも田んぼがあればカエルくらいいるよ、いるけど東京の田舎の50倍はいそう…
#車のウィンドウ越しのカエルの世界
2017「金田川ホタルの里」最新情報 | 鳥取県西伯郡・南部町観光協会
なんかこんな私有地みたいなとこに車で入ってっていいのかねと心配になるほど
民家と田んぼの場所なのですが、話を聞くとどうやら町をあげて蛍を推しているらしくて普通に入ってって良いとのこと。
この日は割と寒くてまだまだ蛍もこれからとのことでしたが
ふわり、ふわりと漂う数匹のゲンジボタルを見ることができました(°∀° )/わーい初めて!私の初蛍は金田川に捧ぐ!
地元の人が、「気温がどうの」だの「湿気がどうの」だの、蛍の生育具合を管理していらっしゃるようでした。ほんとに蛍が身近なものなのね。
衝撃2・星
— saki@全仏観戦中 (@saki5200750) 2017年5月27日
で、蛍がいるくらいだから真っ暗なんですね。
天上を見上げるとすごい星(°∀° )/なにこれすごい!満天!!きゃー!
上ばっかり見すぎてたびたび転びそうになる。
友達に現像は遅いけど星撮りのプロフェッショナルが一緒に来てくれてたので
撮り方を教えてもらってその場で撮りました(°∀° )/
「すごーい!すごーい!」を連発する私。語彙力は崩壊しました。
私の住んでるとこで撮るのと比べて何十倍の星が写るのでしょう。
天の川はまだ上ってなくて見えないとこにいたんですが、
「あれが天の川だよ」「あれがさそり座だよ」と教えてくれる彼はまごうことなき現像は鈍速だけど星撮りのプロフェッショナルでした。先生かっけーっす!
生まれた時からいつもこんな星が見えてたならきっと撮りたくなるんだろう。
もっともっとって求めたくなるんだろう。
この辺の人たちが星を求めて撮ってるのも分かる気がしました。
しかし彼らはこの星空でも「あっちの方の光害がなんちゃら」とかのたまってたので
「あんたたち星に対して贅沢じゃね?(๑˘・з・˘)」
と思わず悪態をついてしまいました。この贅沢もんww理想が高いというべきか ◟( ˘•ω•˘ )◞
ご縁に感謝。ありがとう
ホテルに送ってってもらって解散となりました╰(*´︶`*)╯
いつもTwitterで絡んでもらってるとはいえ、実際に1日丸々時間割いてくれて
もう行き飽きたであろう地元をわざわざ案内してもらったことが本当にありがたくて、
初めて見る景色や初めて見る経験をたくさんさせてもらって
もう何度ありがとうと言っても足りない気持ちでした。
taka (@takahiro9930) | Twitterさん車だしてくれてありがとうございました!どこまでも優しいジェントルメンでした。フォロワーさんNo1のリア充です。絶対いいパパだー╰(*´︶`*)╯
Yu@鈍速の現像マン (@365March) | Twitterさん教えてくれてありがとうございました!貪欲な星撮りマン。島根が育てた星のサラブレッドです。ただし現像は遅い。
カメラをやってなければ知り合うこともなかっただろうと思うと本当に不思議でありがたい気持ちです。ご縁だねぇ。さすが縁結び。
1日目終わり。なげぇw
2日目に続く。
ではまたー。