こんにちはささきです。
2020年も末を迎えております。
29日で仕事を納めさせていただき、少し長めの休暇を頂いております。ひゃっほぅ。
まったく2020年はとんでもねぇ年だったぞと言ってしまえばまぁそれまでなのですがw
職業柄、今年は2月から仕事と家の往復の生活が始まりました。
今振り返るってみると3・4・5月あたりはかなり病んでいたのではないかと思います。
色んな言葉が並ぶインターネットの世界を厭悪し距離を置いた時期もありましたが、
結局今年は毎日Twitterで吐き出すようにつぶやいてしまったり、
このブログに書いて公開させてもらったりと、
一人ではやっぱり抱えれなかった部分がありました。
雑音のような私の言葉に付き合ってくださった方には本当にありがとうございますとお礼を言いたいです。
さてもう今年の初めのことが遠い昔のようですが
そんな中でも写真を撮りたいという意欲はゼロにはならなかったようです。すごいね。
【1月】
あんまり覚えてないけど春節に中国からの入国制限しなかったことにぷんすか怒っていたような気がするw
くるったように枯れ紫陽花ブームが来ていました。
【2月】
早くも職場ではピリついたムードが漂い始めた時期。
今日みた二本
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年2月14日
ヒトラーの忘れもの
縞模様のパジャマの少年 pic.twitter.com/6KymUaew5V
何を思ったのか戦争映画を見まくっている。
鬱まっしぐらw
後半には後輩ちゃんと今年最後の旅へ。
界川治という人里離れたちょっと良いお宿に泊まりたくて。
スマホ見直すとゴロゴロ畳の上を転がっている動画しかなくて笑いましたw
【3月】
息の詰まるようなムードに包まれ始めた3月。
わたしはというと、 狂ったように劇場版ラピュタを見まくっていたようです。
愛が漏れてしまった6500文字 #天空の城ラピュタ #シアタス調布 #はてなブログ
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年3月9日
「ラピュタを劇場で見る」ことが小さい頃からの夢だった私が夢を叶えてきた - メモリグラフhttps://t.co/L9tg9XmD29
土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう
シータのセリフが身に染みますね。
あぁ、呼吸をしたい。
見終わってそんなことを感じていた気がする。
【4月】
日本政府が緊急事態宣言を発令したのは4月7日のことでした。
私が生まれてからはもちろん初めてのこと。
街からは人が消え
電車をなるべく避けるようになって
友達にも家族にも会わなくなり
職場の在り方も一変しました。
普段なら桜が咲いてあぁきれいだねぇと笑っている時期。
どこか特別なところには行けない。行けないけれど、
通勤途中で咲いている桜は例年通りきれいに咲き誇っていて、
通勤時間を30分早めて桜を撮っていました。
Planar 85mm だと思う。
買ってから全っっ然使われてなくてかわいそうww
YASHINONちゃんは世界をキラキラにしてくれるから
こんな世の中でも頼もしい存在だった
なんてことはない桜の写真だけどこれが今年一番すきかもしれない。
この時のわたしには、桜がこんなにキラキラに見えなかった。
レンズを通したらこんなにキラキラした絵がでてきた。
すごく輝いてた。世界はきれいだった。
まったく晴れない気分の中で
私が見ているものをまったく違う感情で描き出してくれるangenieuxの存在もまた頼もしいものでした。
わたしの目も脳みそも1つずつしかないけれど、
レンズは同じ光景を私以外の違う人が見てるように描いてくれる。
レンズの数だけわたしの目と脳みそが増えていきます(錯乱)
だから集めてしまうのです、私の目には見えない、色んな世界の描き方を見たくて。(この人収集癖を正当化しようとしてる)
【5月】
ビデオ通話する機会が増えたのでスマホ固定するやつ買った pic.twitter.com/WeLdxnHqqs
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年4月18日
Zoom飲みなんかも定着し始めた頃。
こんなことでもないとZoomなんかしなかった人とも話したりできたので
これはこれで新たな文化になったなと思います。
だらだら通話つなぎながら映画みたりSwitchで遊んだりしていた。
先行きは不透明。
こころはざわざわしていた。
【6月】
一瞬だけ地元に帰っています。
こんな急告も
こんな売り場も
去年まではなかったもの
地元TKFDも
いつものものがいつもの様子と違っている。
「いつもある」なんてないんだなぁと思い知らされた。
それでもいつものとおり咲く花もあって。
angenieuxちゃんは開放の酩酊状態と絞った時の素面の切り替えがえげつなくてすごい
約4か月ぶりに後輩ちゃんと会いました。
下手したら週1ペースで会っていた人たちなので
やっぱり実際に会えた時は嬉しいものでした。
同じ業界に生きているので、「まぁなんかもうしかたないじゃんねぇ…」みたいな空気を共有できることもありがたい。
【7月】
マスクがないと5分で肺が腐ってしまう死の街池袋の映画館
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年7月8日
豪華だった pic.twitter.com/tzt7Is0PZe
6月末~7月はとにかく狂ったようにナウシカを見まくって泣いていたような気がします。
土日、映画館の住民になっていた…
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年6月28日
余は満足じゃ… pic.twitter.com/OWDK24GnRg
なにもそこまで
【8月】
あらかわいい☺️ pic.twitter.com/qwMqFnGM7M
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年8月9日
今年はminneでおみせを作り、自分で作ったものを販売してみるなんてことを始めました。
ハンドメイドのおみせをだすなんて、一年前の私が聞いたらびっくりしてひっくりかえって頭蓋骨骨折していることでしょう。
こんなことも今年でなければやっていなかったかもしれません。
少しずつではありますが、ここからのご縁が生まれたりもして
本当にうれしい限りです。
sakiさん(@saki5200750)にオーダーしためっかわイヤリングが届いたので〜〜〜!
— つっこ (@thu_cco) 2020年8月13日
sakiさんのセンスが光る好みの色合いで食べちゃいそうなくらい可愛いのです…沢山つけますね。 pic.twitter.com/rChRVLA1fC
めっちゃ美人さんのレイヤーさんにつけていただいたりした…!
新たなご縁は嬉しいね。
【9~10月】
くるったようにコスモスを撮っていた時期
近隣のコスモス畑へ通い詰めていた
一人のおじさまが手をかけて育てているコスモス畑
朝日も夕日も入るのでとても良いところ
今年、一本だけ新しいレンズが増えました。
Primopran 5.8cm f1.9(Pre-war)
戦前と戦後のがあるのですが、戦前の方を探していて運よくお譲りいただくことができました…!
戦前の何がいいって?Pre-warでマウントとれることです。
後ろボケのほろほろ感がとても気に入っています。
淀んだ心に少しでも光を。
そんな気持ちで、光とコスモスにすがっていたような。そんな秋だったかな。
Apo-Makro planarとコスモスはとても良い
世界は美しいから捨てたもんじゃないと、言って欲しかった。
今年の自分は、世界を美しいとはとても思えなかったから、
そう思っていろんなものを撮っていたのじゃないかしらと、
今見返してみて思う、今年の写真の数々。
【11月】
土曜日にB'zさんがライブやる→日曜日に見返す→平日無気力→また土曜日にB'zさんがライブやる
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年11月7日
というおそろしいループですよこれは
B'zさんとLIVE-GYMという文字だけで
わたしをこんなにもヘブンに連れて行ってくれる
そんなだいすきがあってよかったなぁと思った11月。
B’zさんの5週連続無観客配信ライブがありました。
Zepp羽田にも行きました。ちゃっかり。
Day 4で稲葉さんがヒョウ柄着てたもんだから混乱していきましたその日の夜に←
B'zさんのライブにいつも一緒にいく友達に撮られる自分の写真が
いつもにっこにこしてて一番幸せそうな顔をしております。よかったですね。
B'zさんなんてもう稼がなくてもいいんじゃないかと本気で思っているのですが、
このご時世だからこそできることをやってくださる姿勢が本当にありがたい。
しかしB'zさんのライブは我々あって完成するよねという結論にもたどり着きました。
juiceのレスポンスでサポメンがぐだった時の我ら
— ササキサキ (@saki5200750) 2020年11月14日
『私たちの方がうまい』
早く現地に行ける日が一日も早く来てくれと願ってやみません。
【12月】
試験のお勉強とかもしてたのでなかなかに忙しかったです。
この上どんだけがんばるのかと自分でもあきれる。ほめてほしい。
自分でも気を張っていたのでしょうか、12月の仕事が終わった瞬間なぜだか涙が出てしまい
同僚と肩たたきあって「ほんとにありがとね」と労いあいました。
なんの涙だったのか。
あー2020年がやっと終わった、というような脱力感と
みんなに無理させた。ごめんよ、というような懺悔と
それでも守り切った、という安堵と。
色々入り混じっていました。
そんな1年間でしたが、案外自分がカメラをもって出歩いていたことに驚きでした。
私は見せたい人がいなくなってから、何のために撮ってんだか自分でもよくわかっていなかったのですが
今年はどうやら自分のために撮っていたようです。
レンズが見せてくれるのは、沈んだ心の私の目に映る景色とはまったく違う景色。
キラキラ輝く見えない光を見せてくれと、世界は美しいと思わせてくれと、
カメラに、レンズに、写真にすがっていた1年だったようです。
今年はカメラに助けてもらいました。ありがとね。
また気持ちが沈んだり、腐ったり、いろいろすると思うのだけど
私の目では写せない景色を見せてください。
来年もよろしくお願いします。