私は東京の端っこの方で育った。近くには多摩動物公園があった。
小学生(都内在住だと中学生も)無料なので、
幼い頃からくるったように連れて行かれて
子ども時代は『もう多摩zooはいいょ…』などと思ったものだが
大人になってから再訪してみると、実に良い動物園なんだと気付く。
まず広い。びっくりするほど広い。ひくほど広い。
52ヘクタールという敷地は東京ドーム11個分とのこと。
上野とかにいくと、割と動物と動物の間が近い展示なのですが
多摩zooは次の動物どこだよ……ってなるほどゆったりと配置されている。
動物がいる敷地も広くてどこにいるかわからないことが多い。
アップダウンが激しいので足腰弱ると歩くだけできついことに注意。
柵や檻のない展示が多い。
大人になってから知ったんですが
檻のかわりに壕で仕切るようにしてなるべく視界を遮らないようにしているんだとか。
子供の頃は壕に動物が落っこちそうで怖かった。
これは昔見に行った時のライオン。
ライオンとはいえ猫科だなあと思う。
しばらく休止されていたライオンバスにも何十年ぶりかに乗れました。
ライオンがいるところを見下ろす展示方法
これは猫科炸裂のメスライオン。
ひなたぼっこがきもちよさそうだった。
昔行ってたところに大人になってから行くのもいいものだ。
小さい頃見えてたものと違う世界が見えるし
ああこういう意図で作られてたんだというのがわかる。
でもあのワクワク感とかはあの時だけのものだったんだと思って少し切なくなったりもする。
個人的おすすめはユキヒョウちゃん。
ユキヒョウちゃんはかっこいいです。雪がふるとさらに。(2018年大雪の時撮影)
近くに来たら、多摩zooに寄ってね。いいとこだよ。